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今日もトト日和 TOTO'Z FACTORY フォトグラファー&デザイナーの秋山伸子です お仕事のことや日々のあれこれを綴っています 写真のサムネイルをクリックで各記事をご覧いただけます

刀へと蘇る

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長年伸ばしに伸ばしていた髪の毛を、「あ、切ろう」という突然の閃きで30センチほどバッサリと切った
ついでに、この方達もリニューアルしてきました。

ワタクシ愛用の包丁達。
大振りの出刃包丁は、刃が欠けてしまったので自分では直せず。
その他2本の包丁は、毎日のように使っているもの。刃の片減りを少しでも減らしたくて、2本同じものを
購入して、交互につかっていました。
それでも長年使っていると減ってくるもの。シャープナーで毎回砥いでから使っても、片減りはどうしようも
なく。切れる部分と切れない部分が出てきて、結構ストレスだったのです。

包丁を購入した神戸は元町の菊秀さんに持ち込んで、きちんと砥ぎ直してもらいました。

購入して15年以上。持ち込んだのはこれで2回目です。

本来は4~5日預かりなのを、無理をお願いして一日で仕上げてもらいました。

職人さんが1本1本手作りしたこの包丁達。
「よく切れる包丁」から「めちゃくちゃ切れる日本刀」に変身して戻ってきました。

包丁が軽く触れただけでスッと紙が切れます。
持ち帰って使ってみましたが、今までのはナンだったの?と思うほど。
マメに砥いでいたつもりですが、やっぱりプロフェッショナル、職人さんの砥ぎは違います。
肉でも野菜でも、サッサッと押す感触がないまま切れる切れる。
ビバ、手仕事ニッポン。ビバ、ニッポンの包丁。
包丁と名前を変えても日本刀の心はちゃんと残っているのです。
減って減ってチビ包丁になっても大切に使おうと思ってます。
by totozfactory | 2010-03-19 23:07 | 日々のこと。