2005年 01月 28日
持来の鬼スイッチ健在
途端に、たもんは「!!!ボーーーールだ!!!!」と小さいオメメがキラキラ光る。
チン!と座って「早く!早く!!」と待っている。
さて、君の中に眠る「持来の鬼」は健在か。
ボールをはい!とたもんに向かって投げる。「ばこっ!」と上手にキャッチし、興奮しながら持って来た。おお!忘れてなかったのね。
当たり前と言えば当たり前。私は彼に一度も持来を教えていない。これは彼が持って生まれた素質なのだ。
スイッチが入ったたもんは、もう止まらない。「はい、ちょーだい」と言われて私にボールを出すとじっと穴が開くほど見つめる。おお、これも変わっていないよ。
「ボールよ、動け!!」と言わんばかりに見つめる。投げるのは私なんだけど・・(汗)。
フェイントをかけても、パッ!パッ!と普段のノロマさがウソのように動く。うむうむいい感じだ。ハァハァしすぎて、ボールを咥える口の横から舌がベロンと出ても、まだ止まら(れ)ない。
物品欲が強い彼は訓練士さんが見ても「ダンベル持来は得意になるでしょうね」と言われている。本当に物品欲は赤ちゃんの頃から異様に強い子だった。今でも何か咥えたいという欲求は強いままである。
お行儀の訓練から一歩進んで、これを早く訓練で楽しめるようになればいいね、と思う。