2014年 01月 17日
ひとり ~19年~
そしてまた日は昇る
12年目
13年
14年 毎年繰り返しそして思い出す
15年
1月17日を想って ~16年~
いっぱい福来い。 ~17年~
厄除招福 ~18年~
私の後をウロウロついてきて、ご機嫌さんです。
震災の日のこの同じくらいの時間は、王子動物園のとなりの、王子陸上競技場の駐車場で、
途方に暮れながら父がやってくるのを待っていました。
空には何度も自衛隊の大型のヘリが飛んできて、しばらくしては去っていきます。
パジャマではだしの人、額から血を流している人、たくさんの人達が明るくなった駐車場で
誰かがもっていたラジオを聞いていました。
三宮方向は黒い煙が立ち上り、空を覆っていました(実際は長田の火災)。
前日、ガソリンランプがついている自分の車で雪遊びから帰宅し、「明日入れよう」と車をとめました。
震災の日、借りていた駐車場の前のアパートは火災で燃え、火の粉を浴びながら警察の方と
消防の方が車止めを蹴り壊してくれ、私の車を救出してくれました。
それでも私の実家(今住んでいる場所)までガソリンがもたない。
そう思ったので、父に車で来てもらい、ガソリンを分けてもらって何とか移動したのでした。
ガソリンがギリギリまで減ってしまうと、いざという時対処できなくなります。
ずっと半分すぎたら入れていたのですが、ここのところギリギリも結構平気になってしまって、
18年も19年も経つと用心する気持ちも薄らいできてしまうのかなと反省します。
震災の年生まれのギンちゃんは、震災の後に生まれてポイされたので、実際には震災を知りません。
この20年ほど、ワラワラと犬猫達がいるのが当たり前になっていた生活で、ギンちゃん1匹に
なってしまい、彼はとても穏やかで大人しいので、本当に空気のようです。
犬は自分が選択して飼うもの。
猫は空気のように人生にいるもの。
その言葉が妙にしっくりと感じます。
阪神淡路大震災の犠牲になった6434人の方々に心より哀悼の意を表します。