今日もトト日和 TOTO'Z FACTORY フォトグラファー&デザイナーの秋山伸子です お仕事のことや日々のあれこれを綴っています 写真のサムネイルをクリックで各記事をご覧いただけます

全てのドアが開くまで


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季節の変わり目は
人間も含めお年寄りには厳しいです

体調が気温の変動についていけないので
具合が悪くなることが多いそうです

我が家のギンちゃんも
まさに寒くなるに従って
ガクッと悪くなりました


22年もの長い年月
病気になることもなく
病院のお世話になることもなく
生きてきましたが

今年に入って猫によくある
甲状腺機能亢進症からの
肥大型心筋症を発症してしまい

腹水や胸水が溜まって
不整脈の発作も起こしました

検査をしつつ投薬をして
落ち着いていたのですが
再び腹水がたまってきました

我が家の歴代の猫達は
病院好き(美人の先生好き?)な猫も多く
ご機嫌で通院して病院を楽しみ
先生に愛想をふりまき
帰らない!とケージの中に
入るのを拒否するような子も
いたのですが

ギンちゃんはそうではないので
通院や検査そのものが
ストレスになります

なので今後は
これ以上の検査は
断念することに決めました

通院を諦める以上
投薬は効果を見ながら
先生にあれこれ調整してもらっています

腹水や胸水が溜まったり
低体温になると
ご飯も食べなくなり
しんどそうにしています

年とった動物の看病や介護には
こうしたらこうなるというような
決まりはなく
個々によって違うわけで

今まで見たことのない
症状や状態が
まるでドアを1枚1枚開けるように
ある日突然飼い主に突きつけられます

そこで諦めてしまうと
終了となると思うのですが
少しでも食べたいなという顔をするなら
生きたいと思っているのでしょう

そこは私は諦めたくないので
とにかく体を温めて
あれこれと食いつきの良さそうなものを
見繕っては
「これはどう?」「これならいけるかな?」と
お伺いを立てながらあげています

しかし嬉しそうに食べたからといって
買いだめしてしまうと
すぐ食べなくなったりするので
少しずつ少しずついろいろ買うため
ここのところペットのフードコーナーや
スーパーの肉や魚のコーナーに
足繁く通う毎日です

フードがダメなら生肉を
生肉を食べてくれるなら生レバーも
魚や鶏肉は?と

食べてもまたしばらくすると
いらないと言うので
次は前に食べなかったものを
試しにもう一度出すとまた食べたり・・・

これがダメならこいつはどうだ?
切り方を変えたらとか
手で一つ一つあげたらどうか?など
想像をめぐらせて
工夫をしなくてはいけません

もう食べてくれるならこの際
クリームパンでもケーキでも
なんでもいいよくらいの勢いです



今回の不調は心臓がまた悪化したらしく
水分の排出がうまくいかず
後脚がパンパンにむくんで
お腹にも水分がたぷたぷ溜まっていましたが

今日は追加された薬が効いてきたらしく
あれこれカリカリを混ぜたものを
食べていました

ニャ~~ルルル~~と
ご機嫌な彼の声も
久々に聞けたかな

いつ命が尽きてしまうかは
かみさましか知らないで良いことだと
私は思います

それまで飼い主ができることは
少しでも緩やかで穏やかな
ソフトランディングを目指すのみ

苦しくないよう
辛くないよう
寂しくないよう

そして心配しないよう

出来るだけ笑顔を見せて
大丈夫大丈夫と世話してあげるのが
飼い主の仕事だと思います




※ 撮影は随時賜っております

** photo by NOBUKO AKIYAMA **
http://totozfactory.com/






























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by totozfactory | 2017-10-18 14:13 | 犬たち猫たちのこと。 | Comments(0)