今日もトト日和 TOTO'Z FACTORY フォトグラファー&デザイナーの秋山伸子です お仕事のことや日々のあれこれを綴っています 写真のサムネイルをクリックで各記事をご覧いただけます

それっておかしくない?

ダラダラと巡回してたHPやブログで、ふと、気になる文章を見た。

それはある警察犬のデモを見学した人の日記だったのだけど、その中で、片袖をつけた犯人役に、警察犬ががっぷり食いつく襲撃のデモをやったあと、
「質問はありますか?」との問いかけに、「実際の犯人は防具なんてつけてないと思うのですが、警察犬はそれでも犯人の腕に噛みつくのですか?」との問いに、
「噛みません。絶対に人を噛んではいけないからです。」と答えたそうだ。
片袖は楽しい遊び道具だと教えてるのだろうけど・・・。

その質問をした人も「?」と思ったようだ。
私も思ったよ。

挙句に「でも教えようと思えば教えられますよ」との何とも中途半端な答えだったようだ。

その人の文章の中で、気になったのが、
「じっとしていたら噛まないのにその防具を動かすと同時に飛び掛る警察犬。」

という箇所だ。

ん?「襲え!」「よし行け!」などのコマンドなしで勝手に動くの?

そ・・・それは・・・単なる「危険な犬」だよ(汗)。

そういう犬を作るのは簡単だ。たもんのような「噛むものだと知ってる」犬にさらに噛みつくことを何度もさせてやればいい。そうすれば、犬が勝手に「これは噛むもの」と判断した対象物に反射的に噛みつき、放さなくなる。もっと悪くすれば、取り上げようとした人に噛みついたりして危険極まりないのだ。

そういう犬には、最初に「やめ」をきっちり教えないといけない。
なんでもかんでも、勝手に反射的に噛みつくのは、きちんと訓練の入っていない犬だ。

*追記:コマンドは出てたようです。そりゃそうだろう。
*追記2:いわゆる競技としてのルールは「犯人の動きをとめ(禁足咆哮)」そのあと動いた犯人は逃げたと見なすので、動いた瞬間に咬捕するのだそうです。おそらくデモの犬も、「動いた」=「犯人が逃げた」というルールに基づいて咬捕行動に出たのだと思います。

仮にも実働犬のデモをするんだから、そういうところをきちんと説明しないと、誤解を招くのにと思った。
片袖で訓練された犬は、片袖をつけてないと腕に噛みつかないのか?ほんと?
訓練で「片袖に噛みつく行為」が「腕に噛みつく行為」にシフトできないの?では実働で襲撃のできる警察犬はいないってこと?(もちろん日本にはそういう場面はないのだろうけど)
どなたか実働犬をご存知の方、教えて下さいませ。
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Commented by Sophie at 2005-11-16 00:32 x
ぱぷりかさん、こちらでは初めまして。
たもんくんの胴体のアスパ主のSophieです。

襲撃については、現在は人権問題の関係で、実際には必要としないと聞いております。
実際、警戒で嘱託警察犬を採用する所はないと聞きましたが。
そのためか、日本訓練チャンピオンをはじめ、その他のPDの競技会でも警戒の部の出場数は、だんだん減ってきてます。
嘱託警察犬を目指しているアスパも、臭気選別で採用試験を受けます。

襲撃訓練を入れた警察犬の活躍は、現在では、デモで一般市民の前でお見せする形だけだと聞いてますが、間違っていたらゴメンナサイ。
私は思うに、襲撃訓練は、警察犬の警戒作業より、むしろ、IPOの防衛で、スポーツとして楽しんでいるのではないかと・・感じてます。
Commented by totozfactory at 2005-11-16 01:03
sophieさん>>
いらっしゃいませ!大きくなったアスパには会ったことはありませんが、方々より活躍を伺ってます^^
そうですか。やっぱり実働で「果敢に犯人に噛みつく」警察犬はいないのですね。しかし、人権問題って、「襲撃が必要な」犯人にそんな悠長な事言ってて良いのだろうか(汗)。
私は、「片袖で訓練された犬」が例えば「片袖をつけてない人間」に同じコマンドを出されても、犬の意思で「いや、あのヒトは片袖着けてないっすから。無理っすよ。」と言うのだろうか、と不思議なんです。
袖着けてようが着けてなかろうが、「よし行け!」と言われたら(ドイツ語のコマンドは知りません)対象物が「腕」なら行くんじゃないのかなと思ったんです。じゃあ、腕が対象じゃないのでしょうか。
まあ、そんな危険なチャレンジは誰もしないでしょうけど(笑)。でも警察犬のデモをしていた方もsophieさんのようにきちんと回答しないと、変な誤解を生みますよね。
Commented at 2005-11-16 01:29 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by かな at 2005-11-16 01:40 x
ぱぷりかさん、こんばんは~!
たもんちゃん、今お預け中なのですね。さみしいでしょう~!!
でも今後一体何を始められるのか楽しみです(^^
アジはいかが?アジは?

なるほど~!Sophieさんの回答で納得いたしました。
どうもその訓練士さんと私の認識には大きなギャップがあったみたいで
話が噛みあわなかったんです。
だって警察犬のデモなのに実際に犯人には噛みませんって言われたら
誰でも「え???」って思うでしょう(笑)
現在は襲撃の実働はありません、これは競技です競技。って言ってくれたら納得だったんですけどね~。

訓練士さんのお話だと袖自体は人間と別物の噛むおもちゃみたいに思ってるみたいなので
腕は対象ではなく絶対に生身の腕は噛まないっぽかったですよ。
でもって「噛め」のコマンドはあったのだと思うけど動くまでは噛まないように見えました。
わたしの勘違いかもですけど^^;
Commented by totozfactory at 2005-11-16 01:47
鍵さん>>
なるほど~。うちの訓練士さんに今度聞いてみようと思ってます。犬が一体何を対象物にしてるのか、素朴~な疑問が出ました(笑)。ありがと!
Commented by totozfactory at 2005-11-16 01:52
かなさん>>
日記勝手に取り上げてごめんにょ~。でも、ほんとはっ!と思ったのよ。今まで考えてもみなかったことだったから。不思議だわ。
犬が袖を認識してるのか、腕を認識してるのかが分らなくなったの。
でも、デモンストレーションなら、きちんとそういう説明をしないと、「警察犬は訓練受けてても役に立たないじゃん」と思われるかもと思ったのです。誰でも「ん?」と思いますよ。それじゃあ。
「噛め」のコマンドが出ても、動かないと噛まないのか、それも疑問。そういう風に訓練されてるのかな。
ああ、また寝られなくなっちゃったYO!(笑)。
アジ?むむむ・・・・無理ぽ!私の足がもつれてコケます(笑)。
Commented by A110ALPINE at 2005-11-16 07:25
フランスでも、デモンステレーションはテレビで見たことがあります。本当の所は知りません。ドキュメンタリー番組で、警察犬が麻薬を持った少年たちを追いかけるのがありましたが、吠えながら追い込んでいました。治安も悪いし、警察犬の出番も多いようです。追跡でなくパトロールにも使っていました。本当は警察犬の必要のない世の中がいいのでしょうね。
Commented at 2005-11-16 09:41 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by totozfactory at 2005-11-16 11:30
クロとOさん>>
フランスでは警戒作業に使うのですね。アメリカなど銃社会では、犬が犯人を襲撃すると逆に撃たれてしまう、だから犬も防弾チョッキを着ているとなにかの番組でみました。人も犬も命がけの事件が多いので、犯人に対する当たりも容赦ないのでしょうね。
日本は格段に治安が悪くなってるように感じます。
Commented by totozfactory at 2005-11-16 11:36
鍵2さん>>
うーむ・・・かなさんの日記では「噛まない」と言ってらっしゃったようなので、逆にどうなの、と私は思ったんです。
身の回りを見ても、治安は悪くなってます。実働犬になるのがとっても難しい訓練や試験を受けないとダメで、皆さん切磋琢磨されてるのは知ってます。ならば警察の広報の人も、「やるときゃやるんだぜ」というのを宣伝すべきだったと思いました。
Commented by りえ@管理人 at 2005-11-16 19:46 x
動くまで噛まない(=動いたら噛む)、というのは監視作業の一環なのかな。
うーん、でも、競技としては、コマンドで袖にかぶりついて「やめ!」で即座に離し、その後に犯人を足止めするために監視態度(この時の監視では「やめ!」の後で噛んではいけない)を取る、だとは思うんですけど。
実働犬のデモだから競技とは手順が違うのかなあ?
TVで見たアメリカの警察犬はほんまもんの犯人にかぶりついてたので、教え方によっちゃ袖無しでもいくような気がするのだけど。そんな時は袖の上から服を着て教えるのかな。(腕、入るのかな?←余計な心配)
Commented by かな at 2005-11-16 20:25 x
ぱぷりかさん、こんばんは~!
なんのなんの!取り上げてもらって嬉しいだす♪
納得のご回答もいっぱいだし(*^-^*)

わたしも、実際コマンドで腕を噛めるけど、それじゃ噛まれる人間がたまったもんじゃないから
噛まれても平気な袖を付けてるんだと思ってたの。
あれがなくても「噛め」で人を噛めるんだって。
でも袖を噛むものとして認識してて、それとは別に教えない限り人の腕は噛まないようなことをおっしゃってました。

コマンドで噛むのをやめた後犯人役の人が動いたら噛むというのもやってたんですけど
「誰か噛まれたい方いませんか~」という呼びかけで会場から噛まれ役に名乗り出た方を噛む際も
コマンドはもちろんあったのでしょうけど、袖を動かさないと噛まなかったんですよ、その子。

でもぱぷりかさんや皆さんのおかげで勉強になりましたぁ。
今までもシュッツの競技はちら見したことあるけど、来月のOPDESで
ゆっくり見学してみたいと思います。
Commented by totozfactory at 2005-11-16 23:59
りえさん>>
たぶん、デモのときも、「動いたから噛んだ」は、競技でいう「禁足のあと、犯人が再び動いたので襲撃して咬捕」という一連の動作の一部だったと思います。ほんと、実際にも噛めるのだろうけど、それを教えるのは、プロでないと絶対無理ですよね(^_^;)。きっちり訓練が入った犬は逆に絶対命令がない限り噛まないというのは、本当です。
Commented by totozfactory at 2005-11-17 00:02
かなさん>>
私も、訓練士さんから「この訓練を教えたら逆に犬は噛まなくなる」と聞きました。つまり命令以外では勝手に人を噛むという行為をするわけないってことですね。
噛むのをやめた後犯人が動いたらまた噛む、というのは「禁足していた犯人が威嚇、逃亡した」ということだと思います。だから「動いた→即噛んで捕まえる」ということで、袖も動かない=禁足できている、ということなんですね。
ルールが分って競技会を見ると、また違った楽しみがありますね~。次の見学楽しみですね!!
Commented by ありす母 at 2005-11-17 11:31 x
こんにちは、たのしいプログ毎日たのしみにしています。
さて、今うちに来ている訓練士さんにきいたところ襲えを訓練された犬は
防具ある、なしにかかわらず、おそってくるそうです、とくにドーベルなどは
首をねらってくるところがあってあの訓練は命がけだそうです、ずいぶん
体にけがをしたとのこと、訓練士側からいえばいかにうまく受身をうまくし
防具をかませるかがポイントのようです。
訓練士さんは犬にかまれて怪我をしてもそのことをけして言わないのだ
そうです、仕事がらひとつの恥じに、自分のミス、恥だからだそうです
こんな話しでした。
Commented by totozfactory at 2005-11-18 00:51
ありす母さん>>
コメント遅れてごめんなさい~。ようこそいらっしゃいませ!
ふむふむなるほど。
最初は袖を遊び道具として認識させると聞きました。
人間の上半身に飛び掛っていくのは「敵」だと認識してるのでしょうか。なんだか遊びの雰囲気が感じられませんね(汗)。訓練士さんによって訓練の入れ方が違うのかなあ?袖に意欲の少ないコは褒めて褒めて、気持ちをアップさせると言う方もいました。正しく訓練されたら、コマンド以外では噛まないし、自分の意思(気に入らないとか)では噛まないのだと教わりました。訓練士さんも犬に噛まれることが多い職業でしょうから、大変ですよね。あれは誰にでも出来るものじゃないと思います。
by totozfactory | 2005-11-16 00:06 | 犬たち猫たちのこと。 | Comments(16)