今日もトト日和 TOTO'Z FACTORY フォトグラファー&デザイナーの秋山伸子です お仕事のことや日々のあれこれを綴っています 写真のサムネイルをクリックで各記事をご覧いただけます

夏の変化

a0034287_05037.jpg気象庁はまだ関西の梅雨は明けてないと言うかもしれないが、生物達の間では梅雨は明けているらしい。
セミが鳴き出したら梅雨は終わりだそうだから。

家の周りでも、朝からジージーと鳴いている。もう少ししたらクマゼミが賑やかに鳴き出すのだろう。
子供の頃クマゼミはいなかった。厳密にはいたのだが、我が家の周りは神戸の街より少し標高が高いので、もともと九州地方にいたクマゼミは気温が低いここまで上がっては来なかったのだ。もちろん繁殖もしないのでいない。マツゼミやニーニーゼミ、アブラゼミ、ミンミンゼミが時期をずらしながら鳴いていただけだった。

それが早々に「ジャンジャンジャンジャン」とクマゼミが鳴くようになった。最初はあのけたたましい音にビックリしたものだ。
今では他のセミたちを押しのけるようにクマゼミが幅を利かせている。よけい暑く感じるあの鳴き声は、何年経っても馴染めない。

逆に「ヒヨヒヨヒヨヒヨ」と涼やかに鳴くヒグラシはめっきり数が減ったように思う。子供の頃、激しい夕立の後、あのヒグラシの鳴き声を聞くとす~っと涼しく感じたものだ。

家のベランダからは画像の山が見える。この山の下には鉄道が通っていて、丁度V字の谷になっている。子供の頃はこの山からヒグラシの大合唱が聞こえたものだ。

今では夕立も来ない。たまに夕方ザーと雨が降るときがあるが、逆に蒸し暑さが増してしまうだけで、あの涼しい風は来ない。
こんなお世辞にも便利とは言えない土地にも、沢山の人が移り住み、山が切り開かれ宅地になった。緑が減った分、気温が上昇したように思う。
そして神戸の街に出る数少ない道は、かつては一日車が10台も通れば多いと言われるほどだったのが、今や毎日通勤ラッシュで大渋滞。電車も大変不便な山岳鉄道が一路線しかないので、三宮に通勤するのもかなりの時間がかかる(おまけに高い!)。
毎日毎日通勤している皆さんお疲れさんと思う。

人口が増え、街が大きくなり、昔と環境が変わってしまったのは仕方ないのだけど、ちょと寂しい。あの庭が水浸しになるような豪快な夕立と、その後に吹く冷たい風、ヒグラシの鳴き声がなつかしい。
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Commented by aqui at 2004-07-12 05:47
ここ数年、季節感の乏しい生活(朝から夜中までほぼ室内)を送っていましたが、今年は少しだけ暑さ寒さを感じつつ毎日を過ごしています。
でも、子供の頃感じた温度にはなかなか近付きません。
Commented by totozfactory at 2004-07-12 22:40
aquiさん>>
子供の頃は太陽大好き!だったのが、今では太陽に当るとつい「ひいっ」という声が出てしまいます。シミが・・ソバカスが・・(違?)「今年こそはクーラーに染まらないぞ!」と思うのですが、ダメです。もうダメです。早々と使ってしまいました。ダメダメな大人です。子供の頃感じた温度まで今はきっと耐えられないと思う軟弱者です。とほほ。
by totozfactory | 2004-07-12 00:51 | 風景のこと。 | Comments(2)