2004年 12月 16日
死んでました。
通勤2時間。9時間拘束。極寒の場所での肉体労働。マジで死にそうでした。
動いても動いても、着こんでも着こんでも寒い寒い寒いー!!
毎日この作業をやっているパートの方々はホント、すごいなと思いました。
このバイトには、女性5人と男性3人が1チームでした。何回か経験のある女性に聞くと、職場の雰囲気(一緒に仕事をする方とか)によっては仕事するのも随分と違うそうです。文句ばっかり言う人とかが同じチームになると、そりゃあ仕事しててもしんどいですよね。その女性は「今回はすごく雰囲気が良いです。」と言っていた。私は経験が無いのでそうなのか、くらいに思っていたけれど、とにかく良いに越したことはない。
確かに、職場の人たちは親切で、作業を教えてくれるのも丁寧に教えてくれたし、「寒いやろう?もっと着てこないとアカンよ。」とか「分らなかったらいつでも呼んでね」とか何かにつけて気遣って下さった。仕事は大変だったけど、人の雰囲気はとても良い職場だと思った。
今回、集合場所の駅は、我が家から電車で1時間以上、そして職場までは車で20分ほどかかる辺鄙な場所だったので、同じチームの男性の車に同乗させてもらって職場まで連れて行ってもらう手はずになっていた(帰りも送ってもらう)。
が、この男性が大問題だった。
初日、仕事が終わって「お疲れ様でした。ではよろしくお願いします。」と車に乗り込んだ女性4人(一人は助手席で、私を含む3人は後部座席)は、瞬時に凍りつくハメになった。
車を発進させた男性はプシュと何かの缶を開け、一気にゴクゴクと飲み干した。そして2本目。私達はジュースだと思っていたそれはアルコールだったのだ。
しかも「今日はホントに寒かった」と口々に話していた私達に「寒いんだったら酒呑めばいいんっすよ。」と笑って言ったのだ(その時点で、男性が飲んでいるのがアルコールだと気付いた私達)。酒を呑みながら携帯でメールを打つ男性。時々ハンドルが危うくなりフラッとする車(やめてーー!)。
「捕まりますよ。」とヤンワリ言ってみても「大丈夫ッスよ。捕まらないッスよ。」と笑う。ダメだこりゃ。アンタが捕まった時は私達も同罪になるんだっつーの。
呑みながらタバコを吸い、火のついたタバコを窓からポイ。寒いと言っているのに、常に窓を開けてタバコを吸うから後ろは極寒。そんなの全然気遣いじゃないよ。「なんかみんなしゃべらないっすね~。」と笑うが、アンタの行動に凍りついてるんだってば。
自分一人で運転して飲酒で捕まったり、事故を起こしたりで警察のご厄介になるのは知ったことではない。
でも、その日会ったばかりの、他人を仕事の一環で車に乗せてなおかつ飲酒をするってどういう神経してるんだろう、と思った。
こういう人に言っても無駄なのは分っている。言って分る人はまずこういう事をしないものだ。
ヒヤヒヤもので駅につき、電車に乗り込んだ私達は「怖かった!もう二度とあの人の車には乗らない!サイテー!!」と怒りに燃えた。
翌日、朝は仕方なく男性の車で送ってもらったけど、帰りはたまたま一人だけ車で来ている地元の女性がいたので「お願い!」と頼んで乗せてもらった。
バイトの斡旋会社から「来週もお願いできませんか」と電話があったとき、「運転しながら飲酒している人の車に乗るのは金輪際イヤです。」と言って断った。最初にウチの会社はマナー第一、そのために規律は厳しいです、と言っておきながら、チームのまとめ役というポジションの人がそれである(しかも一人文句ばっかり言っていた。)これで何のお咎めもなしだったら、会社自体がどうかしている。決して多いとは言えないバイト代は、何かの足しになると思ってやっている事だ。そのバイトで数十万円の罰金刑になるなんてゴメンだ。しかも、あの男性の罪を一緒にかぶるのは絶対イヤだ。そんなリスク負うためのバイトじゃない。どちらにしてもしばらく長時間の外出は出来ないので、あの職場のバイトは行く事はないだろう。
若い男性だと言っても、きちんとしている人は多い。年齢ではない、人間性の問題だ。