2005年 02月 14日
こんな夢を見た
舞台は私の家。今の家でなく建て替える前の家。古い平屋の日本家屋である。夢では必ず「家」と言えば以前の家が登場する。
6畳の和室にはちゃぶ台がある。そこで食事をする3人。私とけいちゃん。そしてけいちゃんの前の奥さんという設定でなぜか長谷川理恵(字あってる?)さんがスラリとした身体で正座している。
ちゃぶ台の上には今日の夕餉。ご飯、味噌汁。そして煮物の大皿。煮物はタコ、里芋、人参、彩りに絹さや。
「どうして前の奥さんは最近しょっちゅうやってくるんだろう」と少々不愉快になりながらも食事をしようとしたら、けいちゃんが「タコが大きくて食べにくいよ、ちゃんと小さく切ってよ」と私に文句を言う。くすり、と笑う理恵さん。むかっ・・と来たが黙って台所に向かう私。
タコが少々大きいくらい何だよ、お前は歯の悪いジーさんかよ、と心中ムカムカしながらもタコやその他の具を小さく切る。他人もいるわけだし、となるべく綺麗に切って盛り付け直し、再び和室に戻る。
すると二人はもう食事を終えていた。「遅いからお腹一杯になっちゃったよ。もういらない。」と冷たくけいちゃんに言われた。ああそうかい。アンタら味噌汁とご飯で満足なのかい。ちょっとくらい待っててもいいやんか、とハラワタ煮えくりかえりながらも平静を装って「ああそう」と皿をちゃぶ台に置いた。星一徹じゃないが「ちゃぶ台でーん」してやりたかった。
理恵さんは細身の身体に添う、赤いスーツを着ている。高そうだなあ、とチラチラ見ていると、これまた高そうなブランドバッグからやおら何かを取り出した。
ふと見ると横にはトトが座っている。理恵さんが取り出したのは犬のオヤツ「牛アキレス」であった。
「トトちゃん!これあげるからお姉さんの事覚えておいてね!」といいながら勝手にオヤツをあげる。こらー!人の犬に勝手にあげるなー!覚えておいてってお前また来る気かー!と心の中で思いつつ、彼女を睨んでいた。
「ふん、そんな食べ物じゃトトの心は変わらないのよ。バカめ・・・。」
目が覚めた。なんだか気分悪いなあ。そのまま台所に行くとけいちゃんが煙草を吸っていた。「あのね、タコくらい大きくても食べてよね!!」と言いたかったが、頭おかしくなったと思われそうなのでやめておいた。ちえっ。