2013年 03月 16日
春告魚
「春告魚」と言えば、このあたりではメバルでしょうか。
瀬戸内で春を告げる魚と言えば、やはり「いかなご」でしょう。
ようやく「うそ!」と言うような価格ではなくなり、手の届く範囲になりました。
さっそくくぎ煮にして。くぎ煮と言えば、業者さんは保存を考え、こってりこてこてに煮るのですが、家庭では
しょうゆ味もあっさりと。生姜や山椒を効かせて、それぞれのお家の味になります。
ウチは生姜ばかり。でもなんと、今回は生姜を入れずに炊いてみました。
それが意外と美味しいのです。ダイレクトに魚の香りが鼻腔を抜けてシンプルでいて美味しいくぎ煮になりました。
次回はいつも通り生姜をたっぷり入れて。
そのかわりと言ってはなんですが、塩麹につけておいた豚肉を、ブロッコリーと一緒に生姜たっぷりで炒めました。
写真には写ってませんが、ななママさんからいただいた、京都名物「すぐき」もこの季節ならでは。
ご飯がすすんで困ります。^^
ちなみに、「Ammodytes personatus」はいかなごの学名です。
これだけ見たらいかなごだとは思わないですよね。