2013年 04月 02日
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日本庭園の池には、鯉より亀が多いのでは、と思うほど、ミシシッピ・アカミミガメがいます。
これはもう完全に誰かが捨てたもの。
小さくて緑色のかわいい「ミドリガメ」の成長した姿です。
池の魚を食べ巨大に成長し、ちゃんと厳しい冬も乗り越えて、春の暖かな日、こうして池の石の上で
甲羅干しをしています。
のんびり見えるけど、彼らはスライダーと呼ばれるカメで、人が少しでも許容範囲を超えて近づくと、
ササッ!と水にダイブ。警戒心は非常に旺盛で、それが生き抜く知恵なのでしょう。
こちらもそれを知っているので、そ~~っと近づいたのに、1匹はすでに水の中。
こちらをじっと見ているのがお分かりでしょうか。
「早く行っちまえよ」というような目で。
でもそこは公園の亀。人のことはちゃんと学習していて、水には入るけどユラユラ泳ぎながら石のそばにいます。
私も亀もお互い「ちえっ」という感じです。
河川にたくさんいるヌートリアといい、人のそばで暮らす外来種達はものすごくよく人を観察して学習しています。