螺旋の快楽

とある方のブログで、「葡萄の湯剥き」を目にしました。
トマトの湯剥きと同じで、熱湯にしばらくつけ、冷水に取った後
皮をむくと、ツルーンと簡単にむけちゃいます。と。
たぶんピオーネとか巨峰だったと思います。

えええーーーーーーーー！！！

と思わず二度見しちゃいました。

葡萄は皮と実の間にある、あの果汁が美味しいのにー。

薄い皮に歯をくっと立てると、ぷちゅっと果汁が溢れだします。
口いっぱいに広がる葡萄の香り、甘み、 酸味。

実と一緒にサクサクと咀嚼して、こくりと飲み込むと
喉の中を螺旋を描きながらゆっくりと滑り落ちていく感じ。
まさに天の甘露。

思わず目を閉じたくなる

これぞ快楽。

ほとんどの葡萄は皮ごと食べちゃいます。
あの皮と実との間にある果汁を味わわないとはなんと勿体無い。

と思います。





■□■□■□■□　Photo by TOTO'Z FACTORY　□■□■□■□■