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今日もトト日和 TOTO'Z FACTORY フォトグラファー&デザイナーの秋山伸子です お仕事のことや日々のあれこれを綴っています 写真のサムネイルをクリックで各記事をご覧いただけます

いつも いっしょに。

トトとたもんは事情があって、なかなかコマメに通えない訓練所(というか躾研究所)。
そこはとってもローカルな場所。まわりは竹林。山山山。カイツブリが暮らす大きな貯水池。静かな静かな訓練所(という感じじゃないのよね)。

暴力もオヤツもおもちゃも、クリッカーもハルティも、スパイクも電気ショックもアイコンタクトも声すらも必要ない。
同じ方法でどんな犬も同じように動く。いつも言われる「犬種、年齢は全く関係ありません」。
人間に必要なのは、平常心と溢れんばかりのその子への「愛」。ただ、それだけ。

そんな躾があるって信じられますか?
そこへは噛みつく犬がいっぱいやってくる。
どこの訓練所でも「年齢も高いし、日本犬だし、すでに本気噛みしてるし、直らない。殺すしかない。」と言われた野犬同様の柴犬や手に穴が開くほど噛みつく見た目は可愛いダックス。力一杯飼い主を引っ張りまわして振り回す犬。そんな子がたくさん預けられている。
でもいつ行っても静か。聞こえるのはザワザワと竹を揺らす風の音だけ。

私は密かに「マスターヨーダ」と呼ぶH訓練士。と、お弟子さん、これまた「ご趣味は図書館通い」というような雰囲気の若い女性。たった2人だけ。

どの犬も声もかけずに動く。黙って動く。耳も引き絞らず、いつも平常心。安心しきって幸せそう。出会った人間全てを噛み、石を投げられゴルフクラブで殴られてきた柴犬も、平常心。可愛い顔をして、チョコチョコ歩いている。どこから見てもばっちり訓練の入った柴犬。
どの犬もお行儀を教えられた後は、訓練に入っていく。どの犬もきちんと訓練も出来ている。
トトは「へなちょこだから出来ない」と別の訓練士に言われた、ダンベル持来を、たった5分。それも2回ほどできちんと咥えて歩けるようになりました。それも体罰は一切なし。H訓練士は優しく小さな声で「よしよし」と褒め続けただけでした。

そんな訓練所があるの、信じられますか。
みんな目指している「到達点」は同じです。
理想の家庭犬。訓練犬。
同じ理想に到達できるのなら、殴ったり蹴ったり怒鳴ったり、チェーンで吹っ飛ぶほどショックをかけたり、首を吊ったりしない方法を私も選びました。そしてHさんにお願いしました。

私は時々通うくらいしか行けないけど、先日一人の知人を、Hさんに紹介しました。
最近引き取ったドーベルマン。人を見るときは耳を真後ろに引き絞る。以前飼われていたところで、一体何があったのでしょう。
その子が劇的に変わりました。穏やかに笑ってます。
こんな躾方もあるんです。
いつも いっしょに*
「diary」や「おもいで」に可愛いその子達の画像があります。
by totozfactory | 2005-06-27 21:55 | 犬のしつけ・訓練