2017年 06月 05日
魂を守る聖なる獣 【TOKYO NATIONAL MUSEUM】

週末をつかって東京に行ってきました
ちょっとした用事だったのですが
3時間ほどの時間をつぶすために
東京国立博物館に寄ってみました
本館の展示は行かず
東洋館のアジアの美術品に
ここは中国 朝鮮半島 東南アジア
そしてなにより
10年前に行ったルーブル美術館でも
それを見るために
主役の西洋美術をすっ飛ばして
広大な建物を友達とダッシュした
西域 インド エジプトなどの美術品と工芸品
考古遺物が展示されています
ああステキ かっこいい
と言ってよいのか分かりませんが
撮影が許可されていたものを
少しだけアップしていきます
本日は唐時代7~8世紀の
中国の三彩
三彩鎮墓獣
説明文より
『鎮墓獣とは墓門を守る
辟邪の獣を意味します
肩に翼をもち 足先は偶蹄で
岩状の台座に座した姿に
あらわされています
猛々しい形相ばかりでなく
たてがみを奮い立たせ
全身から怒気を発散しており
鎮墓の獣にふさわしい
嚇怒(かくど)の相をみせています』
こんなステキな獣に守ってもらえて
永遠の眠りにつけるとは
何とも幸せではないですか