2006年 10月 26日
フランスへの旅 アヴィニヨン 法王宮殿編(9.22)
ここは、1309年、フランス王とローマ法王庁の確執から、フランス王の強い干渉下に置かれた教皇クレメンス5世が、フランスに滞留することを余儀なくされ「アヴィニヨン捕囚」と呼ばれる舞台となった町です。町はグルリと城壁に囲まれ、現在もそれがそのまま残っています。
豪華な法王宮殿は、法王が去った事と、フランス革命の際に破壊や略奪に逢い、現在は外見はそのまま、中身はからっぽという不思議な空間になっています。
フランスに来て思うのですが、なんというか、昔のお城といい、こういう教会などの宗教施設といい、巨大すぎる。これ全部石を積んで作ってるんですよ。日本の木造建築物もこういう歴史的な建物はすごいですけど、石を積む、という発想が違います。(日本のお城だって、城壁は石積みですが、建物までそっくり石というのはまた格別)
一体全部で何トンあるんだろう、とかバカみたいな事を思いつつ、口をあんぐり開けて見てました。(やっぱりここでも人と比べてください。)
それでも礼拝堂の中には、当時の栄華がそのまま残されています。
やはりここは他の礼拝堂と違って、装飾がゴージャスです。
ここで夕刻。宿泊先のアヴィニヨン・グランドホテルにチェックインしました。
当然、クロちゃんも一緒に泊まれるんですよ。