2007年 03月 04日
コップの水
突然彼と同じアレルギーを発症したような気がします(号泣)。
ここ最近、「あれ、ちょっと変」とは思ってました。
先日、訓練所でスズメちゃんと並んで、堀さんの家の中でお茶しながら運動場にいる誰かの訓練を見ていたとき、突然なんだか体が痒くなった。
その時は別段気にもせず、無意識にボリボリと腰を掻いていた。
横で気がついたスズメちゃんに
「もう!どこ掻いてるん!!」と指摘されてハッと気がついた程度(程度?)だった。
その時は乾燥してるから?とかたまたま、とか思っていた。(思いたかった)
それからも、時々突然体が痒くなることがあって、それでもそんなにひどくはなかったので「見なかったこと」にしていた。
まあ、冬だし、乾燥してるし、歳もあるし(涙)。
でも昨日、こうやってブログを書いていると、背中の肩甲骨の間辺りが無性に痒い。
「う~~痒い」と手を後ろにまわしてポリポリしていると、プツプツが出てきた様子が手に伝わってきた。
痒い痒い痒い~~~!
おまけに頭皮も、腕の付け根も、首の下辺りも痒い。
けいちゃんに「背中見て」と見せたら「うわ!真っ赤だよ!それボクと同じアレルギーだよ!」となんだか嬉しそう。
嬉しくない。全然嬉しくないから。
去年辺りから、何かと過敏に反応する。花粉しかり、こういう皮膚の反応しかり。
痒みは突然出てきて、またス~~と去っていく。今日は全然痒くない。
去年、フランスに行った時は、「ジンマシン?」と思うほど、首の下辺りが真っ赤になって痒くて大変だった。
でもジンマシンが出るようなものは何も食べてない。日本で食べていても別に反応しないものばかりだ。
鏡に写して「うわ~ひどい」と見ながらふと気がついた。
エリから出ている部分だけが真っ赤。
ということは、「紫外線アレルギー」なんじゃないだろうか?
フランスは日本に比べて断然紫外線がきついと思う。結局曇天続きのパリに移動しても、このアレルギーは軽いけれど続いた。
でも日本に戻るとケロリと治り、それ以来どれほどピーカンの空の下にいても紫外線アレルギーが出ることはなかったのだけど。
こういうのも結局全部繋がってるってことか。
アレルギーが出るのは、その人の体内にある「コップ」の水があふれたとき。
そのコップは人によって大きさは様々で、コップが小さい人はあふれるのも早い(アレルギーを発症するのも早い)。コップが大きな人は死ぬまであふれないかもしれない。
いつあふれるかは誰にも分からない。
どうやら私は去年あたりからドッパーと盛大にあふれているらしい。
けいちゃんも10年ほど前、風邪をひいた時、突然この皮膚アレルギーになった。
イライラすると余計に痒くなるらしく、彼は今でも皮膚科で処方された薬を痒くなったら飲んでいる。
「でもボクは花粉症はないもん」
と嬉しそうに言う彼だが、大丈夫。もうあふれてるから。