2004年 07月 10日
Help !!

必死の形相でまみどんに訴えるアルバ(狼犬)。
今日は彼女の病院にお付き合い。別に痛いことをされるワケではないが、毎回
「うわー!いややー!!帰るっ!帰るーーっ!助けて~~~!!」と
無駄な抵抗をし、ハイハイとお尻を押されて診察室に消えるアルバ。
出てきてお会計の時にはもう出口しか見てない。なんとか一刻も早くこの出口から脱出するのだ!急げ!とばかりに自動ドアが開くのを狙っている。
トトはたとえかなり痛い思いを何度もしても、病院自体はイヤにならないらしく毎回「トトちゃん」と呼ばれると「はいは~い」と尻尾振って入って行く。
ちょっとアホなのかもしれない。
足の皮膚を生縫い(麻酔なし)されても、注射されても、「もうイヤだ」とは言わない。
この画像の病院も避妊手術を受けた病院だけど、すっかり忘れているのだろう、アルバの付き添いに一緒に入ってもご機嫌さんである。
そして診察が終わって魂が抜けたアルバをからかってみたりする。ヤなヤツだ。
そんなトトも一つだけ病院で怖いものがある。それは「診察台」だ。
当初、私の「アップ」という声でピョンと飛び乗っていたのだが、一度だけ診察台の上に敷いている緑色のマットがずれたことがあった。飛び乗った途端、ズリリ!とずれて後ろ足がずっこけてしまったのが、最悪に怖かったらしく、以後どんなになだめてもすかしても脅しても、自力では上がらなくなってしまった。
「世界イヤシイ選手権」に出場したら優勝間違いなしというほどイヤシいけれども、そういう時はオヤツにも釣られない。仕方ないので先生と二人「せ~の、うおりゃあ!」と抱っこして上げている。情けない・・。診察台に上っても怖さの余り鼻水を垂らしプルプル震えている。その間に何をされようが、怖さの方が先に立って気がつかないようだ。飛び乗るのは断固拒否のクセに、終わるとヒョイっと飛び降りる。
そして先生からオヤツを貰う頃にはご機嫌さんに戻っているのだ。
彼女にとっては病院がどこであれ、先生がどうであれ、共通していつもあるあの「怖い台」がイヤなだけなのだろう。
by totozfactory
| 2004-07-10 21:40
| 犬たち猫たちのこと。