2008年 01月 17日
6434の中の一人
震災で亡くなった、当時二十歳の大学生が、母親にあてて書いた手紙。
未来に向けて羽ばたこうと、希望で胸を一杯にして書いたであろう、感謝の手紙。
まさか天災で亡くなるとは思ってもいなかっただろう。
大学に通うために下宿していた建物が倒壊したのだった。
生きたくても生きられなかった人がいて、なんのために自分が今、生きているのか、
分からないという人もいる。
世の中には偶然はなく、全てが必然であり、運命なのだとしたら、
残念ながら彼が命を落としたのも、なんだかな~と思いつつ日々を過ごしている人が
いるのも、それもまた運命なのかもしれない。
そして彼の手紙に曲をつけた彼と同い年の男性がいます。
その方のブログで、曲をぜひ聴いてください。
うし君の手紙
6434、という数字の一つ一つが、彼と同じ命です。