2009年 12月 01日
冬が始まるよ 2009



毎年開催が危ぶまれているルミナリエ。
今年も見ることができて何よりですね。


仕事の打ち合わせを兼ねてランチをいただきまして。

神戸市立博物館へ参りました。

「美しきアジアの玉手箱 SEATTLE ART MUSEUM展」です。
シアトル美術館が所蔵している数々の東洋(主に日本)の美術品を展示してあるのです。
展示案内のハガキを見た時、この烏の屏風絵にズキュン!となりました(烏好き)。

全体像はこうなのです。
金箔の貼られた屏風にたくさんの烏が描かれています。
こうやって見ると真っ黒なのですが、実物は目や羽が黒一色ながらもちゃんと描かれていて、
すごく細かいのです。きちんと烏を観察して描いているのがよく分かります。
構図の大胆さ、斬新さ、躍動感、しばしうっとり立ち尽くしてしまいました。
他にも平安時代の兜跋毘沙門天立像、狩野興以の「竹虎図」、本阿弥光悦と俵屋宗達のコラボ、
「鹿下絵和歌巻」など、なかなかお目にかかれない作品も沢山ありました。
絵だけでなく、陶磁器などの展示も沢山あります。
仏像好きな方にはネパール マッラ王朝時代の「インドラ坐像」など、ヨダレものだと思います(笑)。
とっても美しい作品がたくさん。
今週の日曜までの展示ですのでお近くの方はぜひに^^